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ご挨拶
湿工塗り(しつこうぬり)と言う新しい技工の開発から既に10余年、ようやくその形を示すまでに至りました。
そもそも湿工塗り開発のきっかけとなったのは湿原に生息する絶滅危惧種「ミズゴケ」という植物の生産技術の確立と湿原の復元システムの研究開発を30年という長きに渡って続けてきた過程の中で非生物性の物質にミズゴケと似た性質を見出したことに起因します。
この度、ミズゴケという生物の特性を生かし、バイオミミクリー(生物模倣)することにより誕生した無機物質(鉱物資源)による新しい物体の精製技法を湿工塗りと命名させていただきました。
湿工塗りという新しいテクノロジーは今後、人々の生活空間に何らかの形で利用され、様々な恩恵をもたらしてくれることでしょう。またこのテクノロジーを多くの方々と共有することによって更に発展、応用技術の進化に大いな期待がもたれます。どうか、御賛同していただける皆様のご支援とご協力を賜りますよう深くお願い申し上げます。
一般社団法人 日本湿工塗協会
理事長 武田 実
ウロコミズゴケ
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